クリーネストライン

サーフィン

スウェル号に揺られて、キャプテン・リズとトロピキャトのふたりだけの午後。Photo : Liz Clark

海上生活に学ぶ自己隔離

By リズ・クラーク   |   2020/08/05 2020年8月5日

大人になってからほとんどというもの、自分のヨット、スウェル号で敢えて隔離された生活を送っている。最初こそ、孤独や未知なるものが、欠乏や寂しさへの恐怖を膨らませたが、そこを乗り越えてしまえば、こうした恐怖には何の根拠もないことが分かり、よりスローで、より隔絶された生活が、私と環境の両方… さらに読む

表紙:天国にいるかのように、故郷の海に浮かぶベリンダ・バグス。彼女が育ったオーストラリアのニューサウスウェールズのビーチは、澄んだ青い水と良い波と豊富な野生生物に恵まれてきた。ベリンダが活動をともにする〈Save Our Coast〉はニューキャッスルを拠点とする非営利団体で、巨大石油企業の企みの公表と阻止に取り組んでいる。
ニューキャッスルからシドニーまでの沿岸部にあるビーチの半数と同様に、現在この海岸線沿いは、石油とガスの開発の脅威にさらされている。photo : Jarrah Lynch

自分の声を出す

By ジャナ・アイアンズ   |   2020/07/22 2020年7月22日

サーフィンは自分の時間を自分勝手に過ごす方法、だと決めつける傾向が昔からあります。オーストラリア人のベリンダ・バグスは10年以上、良い波や撮影の機会を追いながら、聞き飽きたこの決まり文句どおりの生活をしていました。けれども2011年に息子のレイソンが生まれると、彼女は目を覚ましました。「地… さらに読む

腹を空かせた怪物の食道を、安全な距離をとってのぞき込む碇山勇生とコール。 Photo:Hisayuki Tsuchiya

未踏の波

By コウスケ・フジクラ   |   2020/07/20 2020年7月20日

2015年3月、碇山勇生はコール・クリステンセンに連れられて、はじめてワイメアの波を訪れた。その後何年も、勇生は片言の英語とたくさんの絵文字でコールに呼びかけ、彼の住む奄美大島の、台風でリーフにうねり立つ波へとコールを誘っていた。ワイメアで無限の可能性が拓かれた勇生は、コールを指導者とし… さらに読む

この船に積まれているような古い漁網は、海洋プラスチック汚染の要因のひとつとなっている。チリ、タルカワノ Photo : Jürgen Westermeyer

ネットでプラス

By アダム・スコルニック   |   2020/07/16 2020年7月16日

廃棄されたプラスチックの漁網がどのようにしてパタゴニアの帽子のつばになったのか 毎年、800万メトリックトン以上ものプラスチック廃棄物が海に流出します。プラスチックは座礁したクジラや季節によって移動するアホウドリの体内にも見られ、また深海底堆積物や北極の氷床コアでも見つかっています。海に… さらに読む

高校の卒業式で総代を務めたイアン・ウォルシュは、優秀な成績とレイバックの上達は同時に達成できる、ということを子どもたちに示したいと願う。マウイ、ホオキパ Photo : Ryan “Chachi” Craig

ありきたりではない大会

By ガブリエラ・アウン   |   2020/07/13 2020年7月13日

イアン・ウォルシュには完璧なサーフィン大会を実現したいという夢がありました。 会場にはダンクタンクやバウンスハウスやゲーム露店が立ち並んでいます。参加者はキャンバスに描いた絵を誇らしげに展示したり、自分たちで料理をしたり、世界に名だたるシェイパーからサーフボードの作り方の基礎を習ったり… さらに読む

太陽に灼かれ、強風に打たれる、岩だらけの過酷な場所。大西洋に浮かぶ秘密の島にテントとタープで作ったこの海沿いのキャンプが、グレッグ・ロングとピート・ギアルとアル・マッキノンの仮住まいとなった。photo : Al Mackinnon

過程と報酬

By ピート・ギアル   |   2020/06/16 2020年6月16日

木漏れ日の差す広場には、鮮やかなブーゲンビリアが白壁に沿って生い茂っている。小さな魚市場は、道端で安いプラスチック製品を売る行商人にはさまれている。この見知らぬ港町には、はじめて来た。そして、グレッグ・ロングは散髪をしようと決めた。 行きあたりばったりで床屋を探しはじめる。看板のないド… さらに読む

海藻の根元を縫い進みながら
サザエを見つける方法を、キミに正確に教えるヘニョ。Photo:Nicole Gormley

誉れ高きヘニョ

By アーチャナ・ラム   |   2020/05/09 2020年5月9日

“「長いあいだ母親になることを後回しにしてきました。将来の自分のキャリアに確信がなかったから。世に知られるアスリートとしての機会をなくしてしまうのではないかと不安だったんです。社会は母親業のものすごさを理解していないと思います」” キミ・ワーナーが懸念するのももっともだ。15年… さらに読む

トップ選手だけが参加できるワールド・チャンピオンシップ・ツアーにかつて参戦していたヒース・ジョスクは、いま別のことに集中している。エクイノール社の石油掘削リグをグレート・オーストラリアン・バイト(湾)から締め出すことだ。グレート・オーストラリアン・バイトは、開発の手が届いていない自然な海で、ジョスクが釣りやサーフィンをして暮らしている場所だ。Rich Richards

バイト(湾)を守る戦い

By ショーン・ドハーティ   |   2020/04/09 2020年4月9日

ヒース・ジョスクの愛車は1997年製のトヨタ・ハイラックス・トラックだ。錆びて埃にまみれ、貼ってある抗議ステッカーで形を保っているかのように見える。トラックの走行距離は80万キロメートルを超え、そのほとんどが未舗装路を走破してきた。 グレート・オーストラリアン・バイト(湾)に面した小さな漁師… さらに読む

昼休みは長くなりそう。パタゴニア本社での仕事とサーフィンのバランスを崩しそうなほど絶好のスウェル。カリフォルニア州ベンチュラ Kyle Sparks

テスト環境の充実性

By マルコム・ジョンソン   |   2020/03/19 2020年3月19日

たった数分のところに波があるという環境以上に重要な要素はない ハブ・ハバードのデスクからウェットスーツの試験場までは、ほんの数分。左に曲がり、国道101号線に合流したらすぐ右に出て、車を脇に停める。そこから数秒でウェットスーツに着替え、波の貯蔵庫にパドルアウトしていく。総体積約7億立方キ… さらに読む

プラスティコ

プラスティコ

By レア・ブラッシー   |   2020/01/10 2020年1月10日

チリ海岸の沖800キロに有名な漂流者の名前がついた小さな島があります。 そこは豊かな海とパワフルな波に囲まれた荒涼とした場所で、レア・ブラッシー、ラモン・ナバロ、コール・クリステンセンがサーフィンのためにそこを訪れたとき、彼らは粗暴な天気と風に手こずりました。しかし彼らはその島が与えてく… さらに読む

Illustration: Mortis Studio

新たな海洋掘削の阻止

By パタゴニア    |   2019/07/23 2019年7月23日

トランプ政権はアメリカの海岸線ほぼ全部を石油産業に解放することを望んでいます。これは私たちのビーチと海を深刻な危機にさらすことになります。 50年前、海底石油掘削装置から10万バレルの原油がカリフォルニアのサンタバーバラ海峡に流出し、ゴレタからベンチュラまで波の豊かな海岸線に56キロの油膜が… さらに読む

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